短くなったクレパスをタピオカストローを型にして再形成する

みなさん今日もおつかれさまです!

みわ

管理人みわです。

少し前から断捨離をやめて物の勿体を重視するようにしています。

不用品を出品することで部屋も心もスッキリしてきました。

が、自分の時間が削られたのもまた事実。

自分を尊重すれば物が、物を尊重すれば自分が犠牲に。

「勿体無い」「勿体ぶる」「勿体つける」

☝物と人どちらにも使われる、勿体。

物にはもちろん勿体があるけど、わたしの持っている「時間」や「労力」にだって勿体がある。

・・・ということに気付きました。

物も大事、自分も大事。

大切なのはバランス。

今回は、クレパスを溶かしてタピオカストローに流し込んで再形成する方法をご紹介します。

※ クレヨンも混ざっています。

仕上がりはこのようになります。

太さ:Φ1.15cm(サクラクレパスの太さΦ1.1cmとほぼ変わりません)

使用したタピオカストローはこちら。

計画

クレヨンとクレパス

実は以前にも別の方法でクレパスの再生を試しました。

お花模様の紙が巻かれたクレパス(左上)です。

が、その方法ではほとんどうまくいきませんでした。

今回は、タピオカストローの型に溶かしたクレパスを直接流し込んで形成します。

写真の半透明の袋に入ったクレパスを再形成します。

(この半透明の袋は、緩衝材のエアパッキンをリメイクしたものです。)

実行するにあたり主に下記の2点が不安でした。

  1. 溶かしたクレパスをこぼさずにうまくストローへ流し込めるか
  2. 固まったクレパスがストローからうまく取り出せるか

果たして、うまくいくのでしょうか・・・。

事前準備

・ホットプレート(フライパン、オーブン、電子レンジでも出来そう)
・タピオカ用ストロー(直径12mm推奨)
・マスキングテープ(幅30mm推奨)
・クッキングシート
・はさみ
・カッターナイフ
・小瓶(歯ブラシスタンドなどでもよさそう)
・新聞紙

予算:300円~600円ぐらい?

クレパスを新調するのとあまり変わりません。

あくまで制作過程を楽しむ目的や、環境教育の一環として取り組むのがよさそうです。

ちなみに、今回使用したタピオカストローとクッキングシートは、捨てずに次回また使う予定です。

事前準備に加えて、事前にクレパスの汚れを拭き取っておきます。

・ティッシュ
・油

拭き取りに使用する油は、油でさえあれば何でも大丈夫です。

オイルメイク落とし

キャノーラ油

など、多数。

家の中で、毒性の少ない油を選びます。

ちなみにネットで調べてみましたが、さくらクレパスに含まれている油の種類は分かりませんでした。

わたしは、使いどころのない「ペインティングオイル(油絵の具の溶き油)」を使って拭き取りました。

拭き取りの作業は単純ですが、とても根気の要る作業です。

地味に時間も取られます。

あと、手も汚れます。

この作業は当日ではなく、前日の夜までに終わらせておいたほうがいいかもしれません。

(追記)サクラクレパス社からクレヨン・クレパスをきれいにする方法について記事が出ていましたのでご参照ください。

【メーカー直伝】クレヨン・クレパスを身近なものできれいにする方法

作業開始

机が汚れないよう、作業机に新聞紙を敷いてください。

(写真撮り忘れました。)

※ 子供と一緒に作業するときは絶対に床にも敷いたほうがいいです。

はさみでタピオカストローを切り分け、ストロー型を作る。

直径12mmのストローを使用するとちょうど良い太さの再生クレパスが出来ます。(さくらクレパスの直径は11mm)

そして今回は、ストローを “斜めに” 真っ二つに切り分けました。

少しでも溶けたクレヨンを注ぎやすくするため、断面を大きめにとっておきます。

底にあたる部分にマスキングテープを貼り、ふた(栓)をします。

幅30mmのマステを使用しています。

正方形にカットしたマステで、シウマイのように包みます。

ストローの型ができました。

次に、クッキングシートでクレパスを溶かす容器を作ります。

船を2パターン作成してみました。

ちなみに、溶けたクレパスは意外と水のようにサラサラしているので、(船やカップを使用せず)直でシートの上にクレパスを置いて溶かすと、シートを持ち上げたときにこぼれる可能性大です。

(失敗済み。)

シートの上ではなく、カップ状のものの中で溶かすほうが賢明です。

クッキングシートを折ってクレパスの容器(カップ)を作ります。

幅が30cmのクッキングシートの場合、縦15cm x 横15cmに切り分けます。

※ 👆 一般的な折り紙の大きさになります。

幅が25cmのクッキングシートの場合は、縦12.5cm x 横12.5cmに切り分けます。

幅が33cmのクッキングシートの場合は、縦16.5cm x 横16.5cmに切り分けます。

シートがやや長方形になってしまっても気にする必要はありません。

カットしたクッキングシートで船(ボート)を折ります。

下記のYouTube動画が分かりやすく説明してくれます。

※ 容器は、「耐熱性のおかずカップ」や「マフィンカップ」などを使用しても大丈夫だと思います。

ホットプレートを温める前に・・・。

念のため、部屋の窓をあけるなど換気を行うことを推奨します。

ひどい煙や有毒なガスが出るというわけではありませんが、古いクレパスに含まれる油が熱せられたときに出る煙はあまり体によいものではないので吸い込まないほうがいいです。

ホットプレート本体に溶けたクレパスが付着しないよう、クッキングシートを敷きます。

クレパスがホットプレートに直(じか)にこぼれるとなかなか落ちないので、プレート面をシートでしっかりカバーしてください。

クレパスが付着してしまったプレートを洗剤を使って洗ったのですが、汚れが取れませんでした。(-_-;)

(失敗済み。)

更にその上に作成した船の容器を置き、クレパスを乗せます。

ホットプレートを温めます。

※ 黄色のほうは、クレヨンと前回の失敗作です。

ホットプレートを「保温」にしてクレパスが液状になるのを待ちます。

ほとんどのホットプレートは保温以下に設定出来ませんが、クレパスの融点が低いのでなるべく低い温度に設定してください。

クレパスの融点は、40℃~50℃ぐらいだとどこかで読みました。

半分ぐらい溶けたところで、割り箸でまだ固形状のクレパスを潰します。

液体状になるまで “やさしく” 混ぜます。

溶けたクレパスの粘度が高くドロドロで液状にならない場合は、同じ色の「クレヨン」を足すと粘りを減らすことができます。

完成品はクレパスではなくなりますが。(クレパスとクレヨンのハイブリッドになります。)

クレヨンは主にロウで出来ているので溶けるとサラサラな液体になります。

クレパスともよく混ざります。

全部溶けたら、火からおろします。

こぼしてもいいようクッキングシートなどを敷いたうえで、こぼさないよう細心の注意を払いながらストロー型に流し入れます。

完全に固まるまで、20分~30分間放置します。

ストロー型からクレパスを取り外します。

クレパスの色が変わって済みません (;*´ω`)

マスキングテープを外し、鉛筆などで押し出します。

押し出せなかったものは、ストローをカットして取り出しました。

結果と課題

取り出す前から、既に割れているものもいくつかありました。

折り紙で巻紙をする

「折り紙」で巻紙をしました。

(実はホットプレートの上に敷いたクッキングシートを再利用しようと考えていたのですが、クッキングシートについたクレパス汚れを落とすのが予想以上に困難だったのであきらめました。)

・一般的なサイズの折り紙(150mm x 150mm)
・カッターナイフ
・カッティングマット(無くても出来る)
・のり

折り紙を12枚にカットします。

一般的なサイズの折り紙(150mm x 150mm)を使用。

クレパスの長さは70mm。

クレパスの円周は34.5mm。

※ 直径 11mm x 円周率 3.14= 34.5mm。

折り紙に切れ端しを出さないように切り分けるとすれば、

縦を3等分して、横を4等分します。

縦50mm x 横37.5mm の巻紙が完成しました。

3mmを意識してのりを付け、クレパスに巻きます。

(追記)サクラクレパス社のページから巻紙がダウンロードできるようになりました。

【無料】クレパス・クレヨン巻紙素材ダウンロードページ

このように仕上がりました。

いかがでしょうか・・・(´・ω・`)

これが成功なのか失敗なのか自分でもよく分かりません。

複数人で取り組む場合は、ストロー型を作るセクション、折り船を作るセクション、溶かしてストロー型へ流し入れるセクションを作ったうえ、全員に制作の流れ一通りを説明、赤色のクレパスは誰、青色のクレパスは誰がやるなど色ごとに責任者を決めて行うと良いかと思います。

次回また使います。

少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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