はじめまして!
こんにちは。
管理人で貧乏症候群のみわです。
物をなるべく捨てずにフリマに出品するようにしています。
不用品を出品することで部屋も心も少しずつスッキリしてきました。
が、自分の時間が削られたのもまた事実。
自分を尊重すれば物が、物を尊重すれば自分が犠牲に。
「勿体無い」「勿体ぶる」「勿体つける」
☝物と人どちらにも使われる、勿体。
物にはもちろん勿体があるけど、わたしの持っている「時間」や「労力」にだって勿体がある。
と思うようになりました。
物も大事、自分も大事。
大切なのはバランスだ!
頂き物を売るという行為について、Q&Aサイトにあった意見を大きく3つのタイプに分類しました。
一番大事なのは、相手? 物?自分?
人から物を貰ったけど結局使わなかったってこと、ありますよね。
みんなの不要な頂き物
- 趣味や嗜好に合わない物
- 欲しかったものと若干異なる物
- 既に持っている物
- その他不要な物
このまま持っていてもしょうがない。
でも、
手放すのもちょっと、なんだか・・・。
道義的に、或いは手間だから、物をずっと放置している人も多いのではないでしょうか。
2.資源に出す?
3.回収箱に入れる?
4.譲る?
5.寄付する?
6.売る?
7.使用する?
8.保管する?
いろんな手放し方がある中で、現代の日本社会で、貰い物を「売る」という行為がどう思われているのか調べてみました。
ネットの声を参照しました。
参考にしたサイト
発言小町
ガールズちゃんねる – Girls Channel –
Yahoo!知恵袋
貰ったプレゼントをフリマアプリで売るのってアリですか?(2016年)
みんな悩んでいるようです。
大きく3タイプの意見がある
様々な意見がありましたが、「何を重視するか」によって3つのタイプに分類できました。
② 「自分」を重んじる・・・合理性さん
③ 「物」を重んじる・・・循環型さん
① は「売らない」人、② ③ は「売る」人の意見です。
それぞれの意見をみていきます。
「相手」重視、義理堅さん
義理堅さんの意見
頂き物って、相手の思いも一緒に受け取っているので余計に手放せません。
そういう思いの強い方がほとんどではないでしょうか。
① 贈り主がお亡くなりになるまで自宅保管
贈ってくれた人の気持ちを第一に考えると何とかして自分で使うのが一番。
今使わない場合はいつか使う日が来たときの為に保管しておく。
② 売るくらいなら捨てる方がいい
感謝しつつ廃棄する。
自分が贈った物を売るとか譲るという行為を不愉快に感じる。
相手への敬意や礼節を重んじるといった心を大切にしたい。
「自分」重視、合理性さん
合理性さんの意見
「頂き物を売るのに抵抗がある」と言う人達の中にも、微妙に差異がありました。
「人に譲渡するのさえためらう」という人も居れば、
「バザー(学校や教会の資金調達のための寄付)に出すなら大丈夫」という人、
「血縁関係のある人への譲渡ならOK」という人などなど。
① 親しい人にあげてます
贈り物をお金に換えるのは抵抗があるが、捨てるのももったいないので誰かに譲る。
(譲ることは何らかの形で返ってくることも多いので、お返しを対価と考え、またお返しが無くても見返りに貸しや好感度が得られると考え、ここでは「合理性さん」に分類しています。)
② 貰った側の好きにしていい
贈った側は、プレゼントを渡した時点で目的が達成されているのだから、あとは貰った側の好きにしていい。
(↑この意見、多かったです。有名インフルエンサーさんの影響でしょうか?)
頂いた物をどうするかは、贈ってくれた人の手から離れた時点で現在の所有者に一義的な自由がある。
(↑現在の所有者が物に対する責任を持つということにもなりそうですね。)
③ 要らない物を持ち続けているのは精神的なストレス
物が多いと精神的なストレスになる。
(物を所有していることが精神的な重荷になっている場合があり、心の健康のため、過去の物を処分したほうが良い場合があります。)
④ 自分の死後、家族に遺品の整理で苦労させたくない
自分が死んだ後、残された家族に遺品整理で苦労をかけたくない。
(残された家族には、どれが故人が購入した物で、どれが頂いた物なのか判別するのは難しいですもんね。)
「物」重視、循環型さん
循環型さんの意見
① 物は必要な人に使ってもらったほうが幸せ
使わずに長年保管して捨てられるより、今使いたい人に使って貰うことこそが物の在り方。
人から人へ巡ってなるべく長く使われてほしい。
出品する場合に気を付けること3カ条
貰い物を出品する際は気を付けましょう。
・出品するなら贈ってくれた相手の目につかないように心がける
・夫婦が共同で頂いた物は、パートナーの了解を得てから出品する
・出品したことは小さな子供には話さない
気が咎める気持ちを相手への感謝の気持ちに変えて、いつか相手にお返しできたらいいですよね。
プレゼントを贈ってくれたことは忘れないように記録するノートがあります。
その名も「人とのおつきあいを大事にするノート」(コクヨ)
(わたしこれ使ってます。)
頂いた物だけではなくお年玉や冠婚葬祭に関するいろんなメモが書き込めるところが便利です。
アプリで管理する
紙媒体ではなく、デジタルで管理することもできます。
探したら結構いろいろありました。
【マイクロソフトのデジタルノートで管理する】
Microsoft Office テンプレート OneNote
「去年は何を贈ったっけ?」、そんな贈り物の悩みを解消!一冊に親戚関係や知人の交友関係をまとめられるノートです。いつ、誰と…
【スマホのアプリで管理する】
お付き合い簿 | お付合いや贈答の記録ノート
Kazuya Kobayashi無料posted withアプリーチ
贈答記録帳 Gift Recorder ギフトレコーダー
Tetsuya Asano無料posted withアプリーチ
ひと手帳 メモリオ: 誕生日、住所録やプレゼントの日記
Tomohiro Suzuki無料posted withアプリーチ
家族や所有物を記録&家族年表と自分史を作る -ファミリスト
Kiyomi Miyamoto無料posted withアプリーチ
どれも試しておらず、リンクを貼るだけで今回は失礼します。
探せばもっとあるかもしれません。
まとめ
頂き物を売ることに関するネットの意見を人、物、自分の視点からそれぞれ①義理堅、②合理性、③循環型としてまとめてみました。
いろんな視点の考え方がありどれも社会通念上の道理が通っている。
わたしはいま現在、物が中心の③循環型の思考で、人から人へ渡ることで物をなるべく長く活かせないかと、不用品をアプリで手放せるか試んでおります。
2.保管する
3.寄付する
4.譲る
5.回収箱に入れる
6.資源に出す
7.使用する(何とかして使う)
8.ごみに出す
物の立場に立って考察してきた結果、使ってくれる可能性が一番高いのは「物に相応しい対価を払って購入した人」という結論に至り、この順になりました。
まさに「価値を分っている人に使ってもらうのが物の幸せ。」というような思いで、不用品をちまちまアプリへ出品しています。
割に合わない時間と労力を掛けてしまっていますが、売れたら次の所有者さんへ直接発送するという点が肌に合います。
これが寄付だと、「あの時寄付した物は今誰かに使われているだろうか?」と考えることがあるし、
知人に譲った場合は、「あの人はいつしか”要らな物を押し付けられた”と感じるようになってないだろうか?」などと考えたりします(するようになりました)。
ただ、物の勿体を大切に出来るのは、時間や労力に余裕があるがゆえ。
人にだって、時間や労力という勿体があるんです。
相手や物に偏り過ぎると、自分の勿体がなくなってしまい精神的余裕を失ってしまう可能性もあります。
物の勿体と人(相手や自分)の勿体のバランスを取るのは、自分です。
自分の勿体を重視しなければならない、そうしないと勿体のバランスが保てないというときに、不用品を出品することに自分の時間や労力をかけてしまっては、それこそ勿体無い(☜この考え方が「断捨離」の概念だと思います)。
物の勿体、人の勿体、どちらの勿体をどの程度重視するかによって各々が自分で優先順位を決めればよいと、このブログでは結論付けたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
頂いた物が不用品となってしまった場合に、「売るべきだ」と言いたいのではなく、どうしようと迷っている方に「売ってもいいと思う」と言いたいです。